家事代行の手引き 家事代行申込み時のチェックポイント!

はじめに

初めて家事業務代行サービ利用される方や、興味を持っている方はぜひ、事前にチェックするべきことや、 いくつかの会社を比べる時のポイントを押さえて下さい。

具体的には以下の項目があげられます。

  • ①問合わせをした時の会社の対応や雰囲気
  • ②サービスの内容とその範囲
  • ③料金と支払いの方法
  • ④不在時のスタッフの対応や鍵管理
  • ⑤掃除道具はどこまで準備するのか
  • ⑥スタッフの採用基準や研修制度
  • ⑦担当スタッフの指名制度や変更ルール
  • ⑧サービス可能な曜日と時間帯
  • ⑨申込みの締切とキャンセルのルール
  • ⑩損害賠償保険の内容と範囲
  • ⑪解約の条件・ルール

  • 早速、それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。

    ①問合わせをした時の会社の対応や雰囲気

    最初に、直接コミュニケーションの場になるのが、メールや電話での問合わせだと思います。その時の対応の様子、例えば、正確さ、丁寧さ、速さ等をしっかりとチェックしておくことをお勧めします。

    カスタマーサービス係の第一印象は、会社の質を表すとも言われています。 問合わせに対する返信が遅かったり、不正確であったり、丁寧さ不足していると感じた場合はその会社は避ける事をお勧めします。

    ②サービスの内容とその範囲

    各会社によって、サービスの内容やその範囲が異なります。あなたの希望に沿うものかどうか細かく調べましょう。

    例えば、“水回りの清掃“の表記の場合、トイレやお風呂掃除がどの範囲まで含まれているのか?
    キッチンの汚れは、油汚れまで対応が可能なのか?
    冷蔵庫や洗濯機、乾燥機のサイドや裏の汚れまで手入れが可能か?
    ペットの小屋の清掃や世話、など。
    あなたの希望と会社の認識を確認しておく必要があります。

    このような細かいチェックが、後のトラブルを防ぐことにつながっていきます。

    ③料金と支払いの方法

    1時間あたりの料金だけでなく、延長申請時の料金や交通費や、鍵の預かりにかかる金額、指名料、時間外料金、キャンセル料、作業内容に不満が生じたときの返金など、納得がいくまでしっかり確認しましょう。

    それに関わって支払い方法も会社によって異なりますのでカード支払いが可能か?銀行の引き落とし日はいつか?支払い締め切りなど、キッチリ確認しましょう。特に、単発スポットの場合は、カード使用などの制限がある場合もあるので、留意しましょう。

    ④不在時のスタッフの対応や鍵管理

    実際、家族が仕事中や休暇などで、家を留守にしている時に、室内での作業を希望される方も多いです。この場合は、スタッフが合鍵を使用する事になるので、管理体制は重要なチェック事項になります。

    また、会社によっては、不在時の作業を受け付けていないところがあります。または、作業の開始時と終了時だけはその場に、いる事を求められる場合もあります。しっかりと確認しておきましょう。

    ⑤掃除道具はどこまで準備するのか

    ハウスクリーニングサービスと家事代行サービスが異なるところは、家事代行の場合、そのお宅の清掃道具を使って作業をする事です。しかしたまに、清掃道具を会社側で用意する会社もあるようです。

    それだけでなく、作業の内容に応じて、道具を用意する・しない、異なる場合もあります。確かめておきましょう。

    ⑥スタッフの採用基準や研修制度

    家事代行サービス会社の質は、管理体制だけではなく、現場で業務を行うスタッフの意識や技術によって決まるとされています。採用時の基準や、採用後の研修制度の内容を詳しく調べる事をお勧めします。

    ⑦担当スタッフの指名制度や変更ルール

    家事代行会社のシステムで重要なことの一つに、担当者は固定制か否か?相性の良い、担当スタッフと出会った場合、指名が可能なのか? 逆に相性が悪かったり、コミュニケーションがうまくいかない場合や内容の質に満足できなかった時、変更が可能か?が挙げられます。

    また会社によっては、定期利用の場合はそもそもスタッフは専任制で指名料等も必要の無い会社もあります。調べておくといいでしょう。

    ⑧サービス可能な曜日と時間帯

    会社によって、作業対応が可能な曜日や時期(特に週末・年末年始・祝日の対応等や、時間帯(開始時間や終了時間など)が違います。事前にキッチリ確認して、あなたの希望とマッチするかを調べましょう。

    実際のところ、スタッフの都合によるものが大きいとこともあります。柔軟な対応が可能かを確認する事をお勧めします。

    ⑨申込みの締切とキャンセルのルール

    サービスの申し込みをする際の予約の締切がいつになるのかを確認しましょう。平均的に作業日の3日前を締め切日とする会社が多いようです。最近ではネットなどでの管理が進み、数時間前までに、ネットや電話連絡受付が可能な会社も増えてきています。

    それとは逆に、キャンセルについての制度も重要確認事項です。だいたい2日前〜前日の午後までに設定にしているケースが多いようですが、これも会社によって違っているため、よく調べましょう。

    ⑩損害賠償保険の内容と範囲

    作業中に、スタッフが、家具や物品を壊してしまった場合などの対応として、その会社が損害賠償保険に加入しているか否かは、かなり重要なチェックポイントです。

    基本的に会社が大手の場合はどこも加入済みだとの統計がありますので安心して申し込みができるでしょう。

    ⑪解約の条件・ルール

    解約についての確認点で重要なポイントは、申請の締切日です。 主に業務内容への不満や転居などによる理由で、解約申請をする場合、何日前までに解約の旨を伝えなければならないか? 

    契約前に詳しく調べておく事をお勧めします。

    さいごに

    それぞれの家事代行サービス会社によって、サービス内容やルールが異なることがわかっていただけたと思います。これらの情報を参考・活用していただいて、未然にトラブルを防ぎ、気持ち良くサービスが受けられる事を望んでいます。