お掃除辞書 ガスレンジの掃除

はじめに

毎日のお料理で油汚れが跳ねたり、カレーやシチュー、みそ汁などの汁物をこぼしてしまうなど、ガスレンジはキッチンの中でも特に汚れやすく、しかも汚れが落ちにくい場所です。汚れたままにしてしまうと、五徳に汚れがこびりついて落ちなくなってしまうことも。そんなガスレンジの汚れをきれいに落とすお掃除術を紹介します。

ガスレンジの掃除ついて

ガスレンジの掃除は「バナーキャップ」「五徳」「トッププレート」「排気カバー」の4か所を掃除します。ガスレンジを見直してみると意外と掃除ができていない場所といえば排気カバーかもしれません。ガスコンロの一番奥にあり煙や熱を逃す場所でもあり、見た目は網のようになっています。これらをしっかりと磨いてあげると、いつでもきれいなガスコンロになります。汚れをそのままにしていると、部位によっては目詰まりしてしまうこともあり、故障の原因となってしまうこともあります。ガスレンジはちょっとしたコツ次第で簡単に掃除ができますし、キッチンがきれいだと料理上手に見えて一石二鳥ですよね。

ガスレンジのお掃除で用意して欲しいもの

ガスレンジのお掃除を始める前に、用意して欲しい便利なアイテムを説明します。

1.スポンジ(メラミン素材にすると、ガスレンジを傷つけません)
2.金たわし(焦げ付きなどの汚れ落としに。五徳に使います)
3. 歯ブラシ(通常の使わなくなったもの)
4.ぞうきん(マイクロファイバー素材だと仕上がりがきれいに)
5.台所用洗剤(いつも使っているもの)
6.クレンザー(五徳の汚れ落としに使います)

その他、必要に応じて「重曹」と「アルカリ電解水」などを用意しておくといいでしょう。
基本的には家にあるもので、簡単にお掃除ができます。

ガスレンジのお掃除方法は?

ガスレンジのお掃除は必ず初めに「五徳」を外してシンクなどに移動させることから始めましょう。シンクに直接置いてしまうと、傷つきの原因になってしまいますので、ぞうきんを置いて台所用の洗剤を付け、そのまま放置しておきます。汚れが浮き出てきて、五徳を掃除する時の時間短縮に繋がります。

1. スポンジに台所用洗剤をつけて、ガスレンジ周りを洗って汚れを落とします
2. ぞうきんを使って水拭きをします
3. ぞうきんを使って乾拭きをします
4. ガスレンジの細かな部分は歯ブラシに洗剤を付けて磨きます
5. 食器用洗剤に付けておいた五徳を洗い、細かな部分は歯ブラシを使って磨きながらきれいにしてしっかりと乾かします。最後に取り付けて終了です。

五徳の汚れがひどい場合、この方法ではきれいにお掃除ができない時もあります。頑固な焦げ付きには、ポリ袋を用意してその中に重曹(大さじ3杯)とお湯の中に五徳を入れて一晩漬けておきましょう。翌朝に歯ブラシなどを使って汚れを落とします。他にも重曹を入れた鍋で沸騰させて冷ます方法もあります。

最後に排気カバーの掃除ですが、週に1回の簡単な掃除で問題ありません。ガス栓をしっかりと閉めた後に、排気カバーを外して中性洗剤で洗います。その後よく乾かしてあげましょう。細かな汚れは割りばしの先にウェットシートを巻いて汚れをこするだけです。排気カバーの汚れはこびりついてしまう前にしっかりと取り除いてあげるのをおすすめします。最後に排気カバーを戻すのを忘れないようにしましょう。

まとめ

ガスレンジはできるだけ使ったらすぐに汚れを落とすことで、汚れがこびりつく前に落とすことができ、きれいな状態を保つことにもつながります。ふき取る時にはアルカリ電解水を用意しておくと、汚れが簡単に落ちますし、いつでもピカピカのガスレンジになりますよ。またガスレンジは傷つきやすいのでこすりすぎないように注意してくださいね。