お掃除辞書 キッチンの排水溝の掃除

はじめに

キッチンの排水溝は、気付いた時にはカビが繁殖していて触るのも嫌なぐらい汚れていた…なんて経験もあるのではないでしょうか。使う頻度も多い場所ですし、ご家庭によっては油汚れをそのまま流してしまったり、三角コーナーを置いていると、それが原因となり、汚れが付着してしまうことがあります。キッチンの排水溝をお掃除するにはどうしたらいいのでしょうか。

キッチン排水溝の掃除について

キッチン排水溝は意外ときれいにしているつもりなのに、排水溝を外してみたら汚れがひどい状態になっていた…なんて人もいるかもしれません。キッチンの排水溝は野菜のカスや食品のカスなどが最初に溜まる、受け皿のような役割をしています。片づけているはずなのに汚れてしまうのは、微細なごみが毎日少しずつ溜まってしまい、雑菌が繁殖してしまうことに原因があります。毎日洗ったあとは流しているという人でも、頑固な汚れまでは落としきることができず、気が付くと排水溝の汚れが溜まってしまうのです。使用後は毎回掃除をすることで、汚れが溜まりにくくきれいに保つことができますよ。また、石鹸などのカスや水垢なども雑菌が増える原因になっているかもしれません。

キッチンの排水溝のお掃除で用意して欲しいもの

シンクの掃除で用意して欲しい便利なアイテムを説明します。

1.スポンジ(柔らかい素材のものだと排水溝を傷つけません)
2.ゴム手袋(手荒れを防ぐことに繋がります)
3.歯ブラシ(通常の使わなくなったもの)
4.重曹とクエン酸(少量でOK)
5.台所用漂白剤(いつも使っているもの)
6.6. スプレー容器(クエン酸水を作るのに使います)

基本的にはご自宅にあるもので十分に掃除ができます。排水溝の汚れの度合いに応じて使い分けますので、一通り用意しておきましょう。

キッチンの排水溝のお掃除方法は?

2日~3日1回はキッチンの排水溝を掃除する、デイリー掃除におすすめの方法があります。42度前後のお湯を排水溝のまわりにかけて、洗剤(重曹2:1クエン酸)を排水溝のふちにまんべんなく振りかけていきます。少し時間が経過すると、クエン酸が水と反応してぶくぶくを泡が立ってきますので、クエン酸を水に溶かした「クエン酸水」を使用してスプレーして、水で流します。(※カビ取り剤と一緒に使うのは厳禁です)

流した後の排水溝は磨かなくてもつるつるになりますので、こまめに掃除をするのをおすすめします。また、水切りネットのごみはその日のうちに捨てる、三角コーナーにごみをためない、アルミホイルを10㎝程度切り、軽く丸めたものを排水溝に入れておくと、汚れやにおいを防止するのに繋がります。ただし、注意しないとアルミホイルが排水溝に流れてしまうこともありますので、少し大きめのものを入れておくか、専用のグッズも売っていますので使いやすいものを選ぶといいでしょう。

また、キッチンの排水溝が手では触りたくないほどにドロドロ…。そんなときはつけ置きしましょう。ごみ手袋をはめてご見受けを外した後に、ポリ袋の中に42度のお湯と漂白剤に浸けておきます。30分ほど経過したら取り出してスポンジや歯ブラシで磨きます。最後に水洗いをして完了です。漂白剤を使えばどんな汚れだってきれいになりますよ。

まとめ

キッチンの排水溝は、ほおっておくと悪臭のや害虫が発生する原因にもなります。なかには生ごみのような腐敗したにおいの原因となることも。こまめなお掃除でいつでもきれいなキッチンの排水溝を保つようにしましょう。毎日のお手入れは重曹とクエン酸で気軽にできますので、お料理の洗い物が終わった後は、キッチンの排水溝をきれいに磨くように習慣づけてくださいね。