はじめに
キッチン大型家電の「冷蔵庫」と、大型家具の「食器棚」は汚れが付きやすくお掃除が後回しにまってしまいがちな場所です。日頃から汚れには気付いていたけどそのままにしてしまっている人も多いのではないでしょうか。冷蔵庫は食材のゴミやカスが溜まりやすい場所になりますし、食器棚は濡れたままの食器をしまい湿気が溜まりやすい場所です。冷蔵庫と食器棚のお掃除ポイントについて紹介します。
冷蔵庫、食器棚の掃除について
冷蔵を開けるとむわっと食材の嫌なにおいがすることもありますね。掃除を怠っていると、食材のカスや野菜のくずがカビの原因となってしまいます。食材を収納しているからこそきれいにしておきたい場所なのに、不衛生な環境になってしまうのです。
食器棚も普段締め切っている場所なのに汚れることがあるの?と不思議に思うかもしれません。でも食器の出し入れの時にほこりが入り込んでしまったりそのほこりを餌にダニが発生することもあり、食器の衛生状態が悪くなってしまうのです。最低でも月1回は掃除をしておきたい場所です。
冷蔵庫、食器棚の掃除で用意して欲しいもの
冷蔵庫や食器棚の掃除で用意して欲しいアイテムについてご紹介します。
1.スポンジ(冷蔵庫の棚などについた汚れを落とします)
2.ペーパータオル(冷蔵庫&食器棚の外側や内側の掃除)
3.台所用洗剤
4.アルカリ電解水
※その他「重曹」「クエン酸」「スプレー容器」などもあると便利です。
冷蔵庫、食器棚の掃除方法は?
ポイント1. 冷蔵庫や食器棚は普段中にものがたくさん入っています。そのため買い出しに行くまで食材が少ない時や、お皿洗い中で食器が少ない時を狙って掃除をしましょう。
まず、冷蔵庫のお掃除は台所用洗剤(中性洗剤)を含ませたペーパータオルを使って、冷蔵庫の扉やゴムパッキンなどをきれいに水拭きします。冷蔵庫の中はアルカリ電解水を使って水拭きして落とします。またアルカリ電解水がない場合は「クエン酸」「重曹」でもお掃除できます。クエン酸は水垢を落とすのにむいています。重曹はべたべたした油汚れを落とすのに向いていますので、水100mlと小さじ1杯(クエン酸・重曹それぞれ別のスプレーを用意します)のスプレーを作っておくと、冷蔵庫の汚れが簡単に落ちますよ。また掃除と一緒に消毒もしたい!時には「消毒用エタノール」を使って布に含ませて拭き取るだけでもキレイになります。
最初に野菜室のかすなどを取り除いてから掃除をすると、掃除が楽になります。それでも落としきれないような汚れの場合は冷蔵庫の中の棚やポケットを外してシンクで洗い、よく乾かした後に冷蔵庫に戻しましょう。
食器棚は台所用洗剤を含ませたペーパータオルを使って、棚を1段ずつ取り出しほこり→アルカリ電解水→乾拭きを繰り返します。最後に湿気を逃がすために扉をそのまま開けておき30分ほどしたら閉じるようにしましょう。日常のお手入れとしては食器をしまう前に乾拭きするだけでもきれいになります。また長年使っていると食器棚の中のにおいが気になってしまうこともあります。重曹スプレーを使って磨くのも消臭効果がありますし、お茶殻などを乾燥させ食器棚の端っこに置いておくだけでも消臭効果が期待できます。
冷蔵庫の野菜室はとにかく汚れやすいので、ペットボトルを半分に切って下部を仕切りポケットにしてもいいでしょう。ポケットの底にはペーパータオルをしいておけば、野菜の水が出てきた時でも汚れてしまう心配がありません。また紙袋などを代用してもいいです。
まとめ
冷蔵庫や食器棚のお掃除は月1回のペースをおすすめします。野菜かすや汁物などで汚れてしまった時は、その場できれいにする習慣をつければお掃除がより簡単になり掃除の手間が省けますよ。